アクシスに興味を持って

歴史に興味を持つようになったのはいつからでしょうか。あるとき親に聞いてみたところ、家にあった歴史マンガをヒマさえあれば読んでいたというのです。今でもその歴史マンガは本棚にきれいにそろえてあります。大学生になった今読んでみると知っていることばかりなのですが、子供向けのマンガとあってとても歴史の事象がとても分かりやすく書かれています。そして、その中にアクシスを意味する事柄がろうとは。

子供の頃に読んだ歴史マンガがきっかけになって歴史好きになったボクは、高校のときに大学の文学部へ進路を定めました。文学部だったら、歴史のことをたくさん勉強できると単純に思ったからです。数学や理科といった理系の科目が苦手だったこともありましたが、受験科目は日本史や世界史といった得意の科目でしたから、とても自信がありました。このときはアクシスの意味は知りませんでしたし、勉強してきたことに登場しませんでしたが。

高校時代の猛勉強のかいあってか、第一志望の大学に入学することができました。小さい頃からの希望通り、大学では歴史を専攻できることになりました。好きなことをめいっぱい勉強できると思うと、こんなにうれしいことはありません。もちろん、ゼミも歴史を研究するゼミに入りました。好きな歴史とはいえ、辞典を片手に英語の原書を訳していくことはなかなか大変なことでしたが、このとき初めてアクシスという文字に出会ったのでした。

アクシスとはaxis。名詞で軸、中心線といった意味なのですが、政治的にいうと枢軸という意味を持つのです。歴史、特に現代史においては枢軸、つまりは国家間の連合ということがひんぱんんに登場してきます。戦争時、ある国と国が同盟を結び枢軸国と呼ばれますが、英語にするとこれがアクシスなのです。辞書でアクシスの意味を知ったボクは、そうだったのかと思い知らされたのでした。

今でも一生懸命、歴史の勉強をしているボクですが、折に触れてアクシスという言葉が登場してきます。アクシスというのは歴史を学んでいく上でも知っておかなければならない言葉。そして、表だけではなく、もっと重要な意味があるのではないかと考えているのです。

 

アクシスの参考情報  →  http://mediaxis.jp/