ボクは小さい頃、星を見るのが好きでした。「大きくなったら、いつかあの星まで行ってみたいなあ」などと母親に言って困らせたこともあったそうです。夏休みなど母親の田舎に行ったとき、都会よりもずっときれいな星空を見上げて感動した思いがあります。そのとき気づいたのが、星が動いていたということ。よく目をこらすと、星が動いていくことが分かったのですが、それがアクシスという意味に関連していると知ったのは、だいぶあとでした。
小さい頃、星が動いていると信じてやまなかったボクでしたが、大きくなるにつれてそれが違うということが分かりました。星が動いているのではなく、地球が自転しているから星が動いて見えるのだと小学校の理科の授業で習ったのでした。それがきっかけで、ボクは天体観測に興味を持つようになりました。両親にねだって天体望遠鏡を買ってもらい、中学では天体観測のクラブに入ったのでした。アクシスとの出会いだったのです。
アクシスという言葉を知ったのは、この中学の天体観測のクラブに入ってからでした。顧問の先生に「アクシスという意味が分かるか?」と聞かれたのです。素直に「分かりません」と答えると「じゃあ、宿題だ。調べてこい」と言われて、家に帰って辞書で調べてみることにしました。あまり英語も得意ではなかったので辞書を開くことがなかったのですが、aの文字を検索していくとありました。アクシスの意味が。
英和辞書でアクシスの意味を検索していくと、ありました。アクシスとは軸、軸線という意味で、天文的には地軸を意味していたのです。なるほど、地球はこの地軸、つまりはアクシスを中心に回っているということだったのです。確かに天文観測をしている上で、アクシスの意味は知っておかなければなりません。顧問の先生がアクシスの意味を聞いてきた理由がよく分かりました。翌日、アクシスの意味を先生に説明すると「正解だ」とおほめの言葉をもらい、ちょっぴり鼻高々になった思い出があります。
こうやって振り返ってみると、子供の頃からずっとアクシスという言葉に関わってきたのだなあとつくづく思います。今でも天体望遠鏡で星空を見ています。アクシスという言葉を思い浮かべながら。
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